事例のご紹介
リースバックで老後の生活が安定 東京都墨田区
東京都墨田区在住 Aさん 78才
妻と2人暮らし 戸建て住宅
ご相談の内容
東京都墨田区在住のAさん、仕事を8年前に定年退職しました。
それからはご夫婦2人で年金生活をしていたのですが、年金だけでは今後の生活費に不安があります。いっそのことご自宅を売却しようかを考えました。しかし家には家族の思い出が、たくさん詰まっています。売却して引っ越すにも、住み慣れたこの場所から新しい地域へ行くには抵抗もあります。
しかし年金だけの生活はぎりぎりで、かなり生活に厳しいのは現実です。
妻も家計に頭を悩ませる毎日に苦労がたえません。
何とか妻にも楽して欲しい思いから、リバースモーゲージの取り扱いのある金融機関に相談に行きました。
しかし条件がかなり厳しくて断られてしまいました。これからの老後の事を考えると不安でなりません。
何とかならないでしょうか?とご夫婦お二人でご相談にお見えになりました。
解決方法
お話をお伺いすると、今のご自宅は奥様と二人で本当に苦労して建てた事、息子さんや娘さんが産まれた時は本当に嬉しかったこと、息子さんの反抗期の頃に親子喧嘩をした事、娘さんが嫁に行くときに、先方のご家族が挨拶に来たのに部屋から出て来ないで妻から怒られた事など、本当にたくさんの思い出でが詰まった、大切な家だと言うことがわかりました。
Aさんと奥様と3人で話し合ったところ、やはり新しい家へ引越しはしないで、思い出の詰まった家に住み続ける希望が強いようです。ただ現在の年金収入では生活は苦しい状況です。
そこでリースバックで投資家にご自宅を購入していただき、賃貸契約でそのままご自宅に住み続ける方法をとりました。
もちろんご夫婦が亡くなるまで住み続けることができる契約内容になっています。リースバックで売却したことで毎年かかる固定資産税などの税金の支払い負担もなくなったうえに、売却した資金を生活費に充てる事ができて、いままでと違い生活もかなり楽になりました。
奥さまの家計の悩みもなくなりました。
しばらくしてご自宅に訪問してみるとAさんからのお話をお聞きしました。
毎年、年末やお盆には今までどおり家には、息子さんや娘さんが帰って来て賑やかだそうです。
お孫さんも4人になり、お年玉やプレゼントを買ってあげるのが、とても楽しみだとか。
今度は奥様と2人でヨーロッパ旅行に行く計画もされています。
最初にお会いした時とは違い満面の笑みで嬉しそうのお話されていました。
本当に良かったと思います。
コメント
リースバックでご自宅に住み続けたいとの希望は、ここ最近かなり増えています。
確かに売却したご自宅にそのまま賃貸を支払い住み続けることができる事から、引っ越しの必要もなく引っ越し費用なども使わずに済みます。
またお子様の転校に悩む必要もありません。
しかも不動産にかかる固定資産税や都市計画税の支払いもなくなり、場合によっては一旦売却した不動産を将来的に買戻すことも可能になります。
しかし、購入する投資家などは利回りを考えて購入します。その利回りが毎月の家賃(賃料)として金額設定されます。物件の立地条件によっては、リース料(賃料)が住宅ローンの支払いより高額になる場合もあります。
またリースバック(セール&リースバック)での賃貸借契約の契約は定期借家契約が一般的です。通常の場合の契約期間は2年間程度です。最近は毎月の賃料(リース料)を遅れないで支払いをしていれば、永遠に住むこともできるようになりました。ただし諸条件があり新オーナー(購入者)が認めてくれなければ、永遠に住むことはできません。もちろん買戻しもできない場合もあります。
そのような理由からリースバックを希望しても、なかなか条件が合わないて、断念する場合が多くあります。
リースバックを成功する鍵は売却後の賃料支払い計画や、将来に向けた契約条件に合う投資家探しが、もっとも大切になって来くると思います。
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