事例のご紹介
親子間売買で自宅を残す 東京都三鷹市
東京都三鷹市在住 Oさん56歳 アルバイト(現在)
妻F子さん 子供1人 住宅ローン残債 1890万円
ご相談の内容
三鷹市に住むOさんは現在56歳。20年前に住宅ローンで4,100万円の一戸建を購入しました。ところが4年前にOさんの勤めていた会社が倒産してしまいました。
年齢のこともあり再就職はなかなか難しく、アルバイトや派遣の仕事で何とか生活しておりました。しかし住宅ローンの支払いまでは間に合わず、とうとう住宅ローンを延滞することに・・・
程なくして督促状が届くようになり、慌ててご相談にお見えになりました。
解決方法
どうしてもご自宅を手放したくはないとの事から、親子間売買を検討することにしました。
幸いにもOさんには同居している30歳の息子さんがおり、お勤め先も安定した公務員でした。もちろんクレジット関係の事故もありませんでした。早速、親子間売買の住宅ローンを取り扱っている金融機関に事前審査の申し込みを行いました。結果は息子さんのお勤め先の良さと信用情報に悪い履歴もなく残債務と同じ金額の住宅ローンを組むことが出来ました。
お父さんは息子さんに申し訳ないとのお気持ちがとても強く、何度も何度も悪い悪いとお話されておられました。それに対して息子さんは『お父さん気にすることなんて何もないよ、俺もこの生まれ育った家を失いたくはないし、愛着もすごくあるんだ、いままで育ててくれた恩返しだと思っているよ。これからも家族仲良く暮らしていこうよ』とお話されておられました。ご主人さまと奥さまはお二人で『ありがとう』と涙ぐんでおられました。
そんな光景を目のあたりにして思ったことですが、家族って、本当にいいなぁと心から思える事例でした。