事例のご紹介
離婚後に残った住宅ローン 東京都杉並区
東京都杉並区在住 Mさん 48歳 会社員
家族なし(離婚後一人) 住宅ローン残債3100万円
ご相談の内容
離婚後、購入したご自宅で一人の生活となった東京都杉並区に在住の相談者Mさんからのご相談です。
当初は自宅の住宅ローンの支払と、別れた妻が引き取った2人の子供達のために養育費の支払いを重ねてしておりました。今の給料なら生活を切り詰めれば何とか支払が続けていける状況でした。
ところが勤めている会社が現代の不況のあおりなのか人員削減、いわゆるリストラを行うようになりました。かろうじて会社に残れる者も大部分の社員が給料減額とボーナスの大幅カットと言うありさまです。わたしも何とか会社には残れましたが、給料をかなり下げられてしまいどんなに生活を切り詰めても、支払いができる状況では無くなりました。
子供達のためにと養育費の支払いなどを最優先にしていた為に自宅の住宅ローンは滞納するようになり、督促状やさまざま手紙が届くようになってしまいました。
もうどうしていいのか分からなくなり、何もかもが嫌になりってしました。気が抜けた様な状態になり、支払いを放置してしまったのです。
それからしばらくしてからです。裁判所から期間入札の実施の封書が届きました。このままでは競売になってしまうと慌てて任意売却支援.comさんにお願いいたしました。
解決方法
当社にご相談をいただき、まずはお話をじっくりとお伺いいたしました。『競売になるのは・・・』とのお言葉をいただきました。私どもも全力で対応すべく、すぐに着手いたしました。
もうすでに競売の申し立てがされていることからあまり時間がなく、迅速な対応の必要性からすぐに。1番抵当権者に任意売却の連絡と2番抵当権者にも連絡を入れました。幸い話のわかる債権者で査定価格もすんなりと認めてもらえて、すぐに販売活動を始めることができました。もちろん2番抵当権者にはハンコ代の了解をいただきました。
ほどなくしてこちらの事情を深くご理解いただける購入希望者が見つかり、銀行関係も問題なく契約に至ることができました。残った残債務の利息も大幅にカットしていただき、今後、毎月支払う金額もかなり下げていただきました。
ご事情により、自己破産はどうしてもしたくないとのことでしたので、残った残債務のご返済は何とか頑張ってお支払して行くとお話されておりました。また今回は債権者のご厚意により引っ越し費用も一部認めていただきました。
新しい新居も見つかり、『やっと生活も落ち着くよ、何かほっとした』とお話されておられました。