ローンが残ってる自宅を任意売却する

ケース④ ローンが残ってる自宅を任意売却する

離婚により住宅ローンの残っているご自宅を売却する際に売却金額が住宅ローンの残債を上回っていれば通常の売却方法となり何も問題はありません。

しかし多くの場合、離婚による自宅の売却では住宅ローンの残債の方が多く残ってしまいます。

足りない場合は不足分を一括で返金することになりますが、手持ちがない場合には一般的には売却することができません。

しかしながら、債権者との交渉により売却することが可能な方法があり、この方法を任意売却と呼びます。

例えば、住宅ローンの残りが2,000万円ありご自宅の査定金額が1,500万円の場合に1,500万円で売却して残った500万円を交渉により分割で支払っていくという方法です。

任意売却は競売と違い、通常の売却方法と何ら変わらないので市場価格での取引が可能でプライベートも守られます。

ご自身の意志で不動産を売却することから任意売却と呼びます。

 

 

任意売却のメリット・デメリット

≪任意売却のメリット≫

1. 市場価格に近い価格で売却が可能

任意売却は競売と違い、一般の不動産のマーケットで売却するので一般の相場価格程度で売却することが可能。

2. プライベートが守られる

任意売却は第三者からみると通常の不動産売却と変わりませんのでご近所の方に『住宅ローン滞納』などの事情が知られることがありません。

3. 持ち出し費用が掛からない

仲介手数料や抵当権の抹消費用などの不動産売却に掛かる費用は、売却代金の中から清算されるので、ご依頼者様のご負担は一切ございません。

4. 残債返済の交渉ができる

任意売却後、残債の返済条件に関しては、債権者と返済条件の交渉をすることが可能です。

5. 自分の意志で売却が可能

任意売却は強制的に進められてしまう競売と違い、ご自身の意志で売却しますので、引越しの日程などを計画的に進める事が可能です。

6. 引越し費用がもらえる可能性がある

任意売却では強制的に退去させられて引越し代など一切出してもらえない競売と違い、債権者と引越し代の交渉が可能です。(10~30万円位)また、弊社独自のサポートシステムにより引越し代を保証いたします。

 

⇒引越しサポート

 

 

≪任意売却のデメリット≫

1. 個人信用情報に載ることとなり一定期間クレジットやローンが組めなくなる

住宅ローンを滞納することとなり、ローンを延滞することでいわゆるブラックリストに載ることになります。これにより5~10年間はクレジットや新たなローンを組むことは難しくなります。

2. 任意売却は時間が限られており必ず成功するとは限らない

任意売却は通常の売却とは異なり競売までの時間との戦いとなります。

すでに競売の申し立てをされている場合は4~6ヶ月で売却を成功させなければなりません。

また、債権者との交渉や手続きが複雑なので早期に信頼できる任意売却専門のサポート会社に依頼することが重要です。

 

任意売却後の残債について

任意売却をして残った残債は債権者と交渉が可能です。

債権者によって異なりますが 通常5,000円~30,000円の払っていける範囲で残った債務を支払っていきます

 

⇒債務整理による3つの方法とメリット・デメリット

⇒離婚による住宅ローン問題のケース別解決方法

 

離婚による精神的負担と住宅ローン、引越しの問題を同時にお一人で抱えることはとても辛いことです。離婚による住宅の問題は先ず任意売却専門のサポート会社である私たちにご相談ください。

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